🏢 建物の“骨格”を整える。鉄骨取替工事で蘇る安心

函館市昭和のアパートは築40年以上。時間の経過とともに、重要な鉄骨構造部に腐食や磨耗が進み、安全性・耐久性に支障が出始めていました。今回の工事では、躯体の主要な鉄骨（支柱・梁）を新しい鋼材に取り替えることで、建物の構造的な“軸”を復活させました。

🛠 工事内容と仕様上のこだわり

• 鉄骨材質は耐候性の高い高張力鋼を選定し、耐腐食性を強化。表面処理として亜鉛メッキ＋防錆塗装を施して、長期間にわたる耐久性を確保。

• 取替手順では、既存鉄骨の解体・撤去から始まり、新規鉄骨の設置・定着・水平調整まで、鉄骨加工・溶接・ボルト締結など構造技術を重視。建築基準法および構造設計の安全率を満たす施工を実施。

• 安全対策として、工事中の仮設支持（テンポラリーサポート）の設置、周囲への落下防止・防錆養生の実施など、仮設・仕上げの両面から慎重に。そして施工検査（非破壊検査やピンホール検査など）も導入。

📌 こうした工事で得られる価値

👀 Before／Afterで見える違い

• Before：鉄骨の腐食や塗装の剥がれ、サビの広がりが目立ち、構造的な負荷が建物にかかっている様子が見受けられました。

• After：新しい鉄骨に取り換え、表面処理を施したことで見た目も構造としても新築のような骨格に。加えて定着・接合部の施工精度も改善され、構造体としての安心感が目に見えて増しています。

✅ まずは構造診断から始めましょう

「築年数が長い」「鉄骨が錆びているようだ」「揺れやきしみが気になる」など構造に不安を感じる方、まずは建築士・構造技術者による無料診断をおすすめします。現状を把握することで、最適な補強・取替プランをご提案できます。